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キリン解剖記
¥1,200
郡司芽久 新刊|ナツメ社|¥1,320 |2019年 解体と解剖の違いは? 解剖とは動物の体のしくみや構造、病変や死因などを調べる際にもちいられる言葉だそうです。 物心つく前からキリンに惹かれていた郡司さんは大学進学時に自分がキリン好きであったことを再認識、キリン研究への道を歩みはじめます。 こんなにキリン尽くしの本を未だかつてみたことがありませんが、ここまでキリンという生き物のみに的を絞ってわかりやすく解説してくれている本はないのでは? 解剖というととても生々しく血生臭そうなイメージを持ってしまいがちですが、実際に切り開き構造を知るという行為はただ本や写真で学ぶ何倍も貴重な情報が得られる学術的にも大切な機会であると改めて感じました。
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どんぶり金魚の楽しみ方
¥500
岡本信明・川田洋之助 古本|池田書店|¥500 |2014年 ガラス製の金魚鉢とはまた少し異なった雰囲気で大好きな金魚を近くで見つめていられます。 どんぶりなので当然単体飼育が必須条件となりますし、少ない水の中で生物を飼育するためのノウハウがしっかり紹介されていますので、しっかり読んでから自分だけの愛する金魚をお迎えして下さい。 可愛らしい金魚の写真と、わかりやすい水合わせやちょっとした金魚飼育のコツについて丁寧に解説されています。
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ミセス・クロウコムに学ぶ ヴィクトリア朝クッキング〜男爵家料理人のレシピ帳
¥3,520
アニー・グレイ、アンドリュー・ハン |村上リコ・訳 新刊|株式会社ホビー・ジャパン|¥3,520 |2021年 今から140年前にイギリスに実在した男爵家料理人 エイヴィス・クロウコムの当時のレシピ帳を使ったヴィクトリア朝時代の料理たちをクロウコムに扮して実際に料理を再現するYoutube動画が書籍化されました。 ヴィクトリア朝のレシピといわれてもぱっと浮かんでこないかもしれませんが、野菜をよく煮込んだスープやパイ、肉・魚料理や甘いお菓子まで当時からとてもバラエティに富んだメニューが上流階級の食卓に並んでいたことがわかります。 レシピ以外にも当時の人々の暮らしについての紹介もたくさん掲載されていますのでかなり読み応えがあります。 ソフトカバーの本ですが3センチ以上の厚みがある大型本です。
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うきわねこ
¥1,540
ぶん・蜂飼 耳 え・牧野 千穂 新刊 |ブロンズ新社 |2011年 えびお少年のお誕生日におじいちゃんから届いた小包の中身は浮き輪とお手紙。 おじいちゃんの言う通り、えびお少年は満月の夜に浮き輪をふくらませます。 ふわふわとした猫の毛並みや表情が猫好きに限らず、胸をキュンとさせます。 人間を猫に見立てた絵本なのかなと思いきや、バリバリ大きな魚を食べるシーンには「あ、やっぱ猫なのね笑」と思いました。優しくて不思議な夜のお話はいかがでしょう?
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異形コレクション(5) 水妖
¥2,000
SOLD OUT
井上雅彦(監修) 古本|広済堂出版|¥2,000 |1998年 井上雅彦氏監修によるホラーアンソロジー小説集第5弾は「水」にまつわる怪異譚が ぎっしり詰まっています。書き下ろしの短編ですのでそれぞれの作家による妖しく恐ろしい話を堪能できます。菊池秀行、家門七海、朝松健・・・etc. 名だたる作家による短編奇譚にご興味のある方にオススメします。 文庫本サイズ| 広済堂出版 |1998年
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Shirahama Post-Resort Guide
¥1,100
SOLD OUT
これはただの旅ガイドじゃありません。 「Shirahama Post-Resort Guide」/著・堀口徹、松岡聡、松本明、平原英樹ほか 発行 | 地域デザインスタジオ 日本でも有数の海水浴場と温泉を併せ持つ和歌山県西牟婁郡白浜町のフィールドワークを通して作成したガイドブックである。 7つのリゾート・マップと、7つのポストリゾート・マップによって構成され、「未来のリゾートとは何か」を問うもう一つの白浜ガイド。』(本書紹介より) これは未来の白浜町の可能性を教えてくれるガイドマップ。 古くから温泉地として栄えてきた白浜町。今も近畿のリゾート地として一年を通し観光で訪れる人々によって町の経済は支えられていますが、ホテルや景勝地へのスポットが当てられる反面、ひっそりと風化していくばかりの歴史を刻んだ建物や風景があるのも事実です。 住人である私たちにとっては、生活の中の一風景でしかない路地や坂の多い街並みも、懐かしくて新しい魅力を生み出す観光スポットになりうる可能性についてのアイデアがイラストやスケッチを交えて紹介されています。 白浜町に点在する山を「島」として捉えるという発想に個人的にワクワクしました。 これは未来の白浜の可能性を記したガイドマップです。 表紙が青と白がございます。内容につきましてはどちらも同じとなっております。
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お菓子の箱だけで作る空箱工作
¥1,320
SOLD OUT
新刊 | ワニブックス | ¥1,320 夏休みの自由工作にも使えそうな本入りました! お馴染みのお菓子の空箱が、どうしてこうなるんでしょうか?空箱職人・はるきる氏、Twitterで数多くの作品を発表されてきました。それらの作品集&実際作れる型紙や作り方の解説も掲載されています。
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海獣学者、クジラを解剖する。〜海の哺乳類の死体が教えてくれること〜
¥1,870
SOLD OUT
著・田島木綿子 新刊 | ¥1,870| 山と渓谷社| 2021年 博物館業務に携わるかたわら、クジラの死体が海岸で打ち上がれば調査に向かう。 かつて陸を捨て海にその活動を移した海獣類の謎を追求する田島さんの研究と日々の仕事について語られている科学エッセイです。 博物館に展示される標本類を作っているのは博物館で働いている職員の方達だという事実を、恥ずかしながら本書で知りました。 その工程も詳しく、わかりやすく説明してくださっています。私達の日常であまり出会うことのないクジラの死体。その死体が教えてくれる情報とは…? これを読んでから博物館に行くと、標本一つ一つへの見方も変わってきますね。
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MISO SOUP & MISO COOKING
¥1,200
Kanako Kubo & Kanako Okuda Gran Regalo Inc. それは味噌汁ではあるけれどもどちらかといえば、やっぱりミソスープという呼び方の方がしっくりくるような、そんな汁物をメインとしたレシピ本。 ジャガイモのベージュにワカメのビリジアングリーン、そこへ乗せられたベーコンのピンクが鮮やかです。他にも、キュウリを使ったスパイシー冷や汁、アサリではなくムール貝の味噌スープなど日本とはかなり違った具材やアイデアの味噌レシピが色々と載っています。 すごくよく知ってる友達が海外に行ったらだいぶ感じが変わって戻ってきた・・・そんな感覚になる本。
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TULIPA A Photographer's Botanical /Christopher Baker & Willem Lemmers
¥5,000
古書| Artisan|1999年|大型本 チューリップのためのポートレートのような写真集です。 チューリップといえば古くからヨーロッパで愛され、かつては人気が過熱して球根をめぐっての盗難が頻発したり、驚愕の値で取引されるシューリップ狂時代があったほど。そんな人間たちの競争の中で品種改良が進み現代にも咲き誇るチューリップ達を美しさをそのまま写真として閉じ込めたような本です。 スラリと真っ直ぐに伸びた茎やドレスのような鮮やかな花弁、様々な表情を写した写真は愛好家でなくても充分に楽しめます。 サイズ:27 x 2.87 x 31.34 cm|307ページ | ハードカバー
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やまめとさくらます
¥1,650
「やまめとさくらます」/ おくやま ふみや・作 あさり まゆみ・絵 新刊 | ¥1,650 |ポトス出版| 2009年 川の魚ヤマメと、海の魚サクラマスは、実は同じ種類の魚。ヤマメが産まれてから、川に残るグループと海にくだるグループに分かれ、海にいたサクラマスが故郷の川に戻ってくるまでの、生き物の不思議を描いた絵本。【「TRC MARC」の商品解説】 渓流の魚「やまめ」と海から遡上する「さくらます」、姿も名前も違うけれど実はもともと同じ魚。 清流で孵化した稚魚はある一定のサイズまで育つと選択を迫られます。 このまま川で生きていくのか、はたまた、まだ見ぬ大海へと向かうのか。 やまめの生活史を解説していくだけの絵本と思って読んでいたらいつのまにやら、人間の生き方についてもふと、リンクすることがあると感じる絵本です。
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おとぎ話の古書案内
¥2,000
SOLD OUT
主にヨーロッパで、1世紀ほど前に書かれたおとぎ話とその挿絵の紹介をしている美しい本です。 色彩の鮮やかさや、コミカルな登場人物のデザインや可愛らしいドレスは見ているだけでワクワクします。付録として「美しい魔女図鑑」が付いています。御伽噺に登場する魔女の中でも美人と言われる魔女をピックアップした面白い図鑑です。 |ソフトカバー|2012年 | パイインターナショナル
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明治風俗故事物語 / 紀田順一郎
¥400
明治維新直後の日本国内で起こった事件や面白エピソードを紹介している話題辞典。 動乱後の慌ただしい世相風俗を珍談奇談織り交ぜてリズミカルな文章で綴られて、思わずクスリと笑ってしまいます。
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今和次郎 見聞野帖~絵葉書通信欧州紳士淑女以外
¥2,000
未だ見たこともない地から、送られてくる絵葉書達。 今和次郎氏が欧米各国への視察の旅に出て帰国するまでの10ヶ月間、日本の妻に向けて投函し続けた当時の人々や暮らしに関する絵葉書370通を旅の順に紹介しています。当時の人々の服装や、施設のスケッチはさすが建築や服飾研究で活躍した人物らしくさらりとしたタッチでも人の目を惹きつけます。 今氏の文章も非常に読みやすく、日本で待つ細君へ伝える異国の地の話は現代の私たちが読んでもワクワクさせてくれます。 1990年発行
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Creative Camera Collection 5
¥4,500
古書|イギリス|1978年| size 21.6×30.6×2.2cm |大型本 イギリスで発行されていた芸術写真や記録写真などの月刊誌(Creative Camera=CC)に掲載されていた写真家とその作品をまとめた写真年鑑。 こちらの第5巻にはDuane MichalsやOtto Steinertなどの他、日本の寺山修司の作品も取り上げられています。 経年により表紙カバーの端に破れやヨレがございます。内部は状態も良く、汚れなどはございません。
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Rico Puhlmann a Fashion Legacy
¥4,500
SOLD OUT
古本 | 洋書 |2004年 | ハードカバー ヴォーグ誌をはじめとして多くのファッション誌で活躍したドイツ出身のファッション写真家リコ・プルマン。1950年代から飛行機事故で亡くなる1996年までの作品を収めたまさに遺産といえる一冊。 常に流行の最先端で活躍していたプルマンの写真はファッションの変遷を見ることができます。
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ラブレター LOVE LETTERS/ヒグチユウコ
¥1,000
SOLD OUT
【古本】 ¥1,000 | サイズ 1×10.9×14.8cm |初回限定ステッカー付属 ボタニカルな赤色のカバーの真ん中に空いた穴から覗く心臓のような卵のような、はたまた花かリボンか… 見開き2ページに広がるヒグチユウコさんの独特な世界感。猫と少女と、愛しいもの達を言葉とイラストで綴る小さな宝箱の様な本。
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定食パスタ
¥1,870
SOLD OUT
定食パスタ 「白いごはんにおかずもいいけど 今日はやっぱりパスタにしよう。」 イタリアンシェフである著者の四季に合わせたパスタソースレシピ集。 菜の花とからすみのバターソース、焼きとうもろこしとベーコンのチーズクリームソース、まいたけと鶏もも肉のバルサミコクリームソース…ありそうでなかった組み合わせなどが盛り沢山。 パスタ皿一で定食のような満足感を与える食材選びや仕上げのひと工夫などパスタのレベルアップにも役にたつこと間違いなし! |サイズ1×25.7 x 18.2 cm| 160ページ|雷鳥社
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茶と糧菓
¥4,950
糧菓(りょうか)とは「和菓子とも洋菓子ともいえない、菓子とも料理ともつかない味や食感をたたえ、一定量の大きさの入れ物を“糧”とし、その範囲内で展開され続ける“菓子”」を意味するまったく新しい菓子の概念--。 「菓子屋 ここのつ」の溝口実穂が織りなす四季折々の和洋の食材を使った菓子達と「ギャルリ百草」の安藤雅信の作る陶器による初の共著として生まれた本。写真の一枚一枚が荘厳で美しく、菓子であることを通り越したような存在の作品達がページをめくるたび目の前に広がります。 大陸からの文化の影響を受けつつも独自に発展した日本の喫茶の愉しみ方を私達に投げかける一冊です。美しい写真を見ているだけでも楽しい、レシピやそれぞれのメニューに関する作者本人からのコメントも面白いです。 159ページ |サイズ| 1.6 x 19.4 x 25.6 cm|小学館出版
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Alfred Stieglitz : Photographs & Writings
¥10,000
SOLD OUT
Alfred Stieglitz写真集 近代写真の父とも言われるアルフレッド スティーグリッツの写真集。1983年に行なわれたエキシビジョンに際し刊行された作品集で、彼の妻で女性画家のジョージア オキーフのポートレートや写真誌などに掲載されていた彼の書簡等も収録されています。 写真とその余白の余韻も美しく、こだわりの紙質に刷られた全246ページのボリュームのある1冊です。 ハードカバー サイズ 6×35.4x27cm /1999年
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おいしい時間/高橋みどり
¥1,980
フードスタイリスト 高橋みどりさん綴る丁寧な暮らし方のエッセイ。 料理と、器と、食事をする時間。高橋さんが大切にしている暮らしの中の「シンプルに楽しく暮らす」ことへの思いが込められた写真&エッセイの本です。 | 18.3 x 25 x 1.5 cm | 144ページ | アノニマ・スタジオ
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Beer A Genuine Collection of Cans /Becker Dan Wilson Lance
¥3,800
世界各国の古いビール缶のコレクション集。 東西南北、レトロなデザインのビール缶は眺めているだけでも楽しいです。 351ページ ペーパーバック/2011年/アメリカ 状態:良い 経年により本の角が丸くなっている以外は目立つダメージもありません。
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春は馬車に乗って/横光利一
¥1,000
病に伏した妻と看病する夫の愛情と葛藤を描いた小説。 夫を残して独り死に逝く妻の心細さと夫への愛情がついつい彼女に我儘を言わせてしまう。献身的に看病しながらも、妻から飛び出す様々な我儘に体力と共に気持ちすら参ってきてしまう夫。 最終章の季節は春。 刻々と近付く死の翳(かげ)りと、生命の芽吹く季節の対比が美しい詩のよう。 読み終えた後に貴方はどう感じるでしょうか。 自分が病に倒れたら、同じような心持ちで最後を迎えられるのか、もしくは看病する側になった時にこのような感情を持て余さずにすごせるだろうか… 本体カバーの薄紙に破れが少しありますが、本体、外箱共に状態は良いです。
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洋食や/茂出木心護
¥1,000
SOLD OUT
短いエッセイの一つ一つにつけられた、どこか懐かしいタイトル。著者である初代「たいめいけん」主人・茂出木氏の軽快な江戸ことばが随所に出てきて、古き良き日本を感じさせてくれます。 明治から昭和にかけて、洋食屋を通して時代と人々を見つめた江戸っ子コックさんのエッセイ集。 レトロなレモンのイラストが付いた外箱には経年で着いたシミがありますが、それ以外は非常に状態が良いです。