-
まどをあける vol.2
¥330
2020年6月に発行した、遠くで暮らす10人のエッセイ集「まどをあける」のvol.2です。2021年3月発行。 本屋の店主、バーのマスター、ラジオパーソナリティ、アルバイトなど、日本各地で暮らすさまざまな立場の人が綴った日常のエッセイを綴じました。 今回の表紙はかわいいセキレイです。 片足を前に出して、一歩前に。 一年ぶりのエッセイは遠くの誰かが知らせてくれる息災の手紙のようです。
-
まどをあける vol.1
¥330
「まどをあける」は、「遠くで暮らす誰かの 目の前の景色を想像する」がテーマのエッセイ集。 はじまりは新型コロナで私たちの生活や関わり方が一変してしまった2020年6月の第一号発行から。その後も年に一回の発行で現在はVol.4まであります。 どの号も、表紙には愛らしい野鳥が描かれているところも素敵です。 こちらは記念すべき初号Vol.1 表紙のスズメがほっこり可愛いです。 日本の各地に住む10人の日常や、考えていることなど書かれていることは様々ですが考えていることを伝えようとする時に生み出される言葉は魂を持って読み手にゆっくると語りかけて来るような心地よさを感じます。 エッセイのほかにも日々の色々なものを撮ったスナップや作家さんのオススメの本コーナーも載っています。これがまた面白くて、個人的に次に読みたい本のリストが出来つつあります。
-
車を知らない犬
¥2,300
「大阪のデザインスタジオ・UMA/design farmを主宰するデザイナー、原田祐馬による写真集。 本書は、車は乗り入れることができず、交通手段は船と徒歩だけという水の都・ヴェネチアで、文字通り"車を知らない"犬たちの姿を撮影したもの。犬(または飼い主)たちに気づかれないようにノーファインダーで撮影し、ヴェネチアでの彼らの生活を垣間見ることができるフィールドノートのような写真集になっている。」 この本は著者がヴェネツィアヴィエンナーレに参加した際、滞在中のヴェネツィアで暮らす犬たちを撮った写真ZINEです。車を知らない犬たちが、家族である人間と一緒にのびのびと暮らしている、そんな彼らの愛らしい普段の姿をコッソリと撮った写真集の中にはカメラを意識していない犬たちの自然な姿ばかり、そんな愛らしい姿にたっぷりと癒されてください。 サイズ173mm×132mm 64P
-
ジークフリート・ノート~白鳥とか黒鳥とか湖とか~
¥2,200
白鳥の湖』をもとにした青春ラブストーリーです。ハッピーエンドです。原作の登場人物によく似た若者たちの群像劇。『白鳥の湖』の楽譜が失われてしまったという設定のパラレルワールドで、彼らがその復活上演をめざします。 これはあくまでも二次創作、自由に考えて自由な設定で楽しむという、リトルプレスの醍醐味を味わえます。 ジークフリート王子がハイスペック陰キャだったら…そんな設定考えたこともなかった…。 基本、彼の独白によって進んでいくストーリーは彼が真面目に解説すればするほどに面白さが増します。現代ならではの設定に加えて原作の説明や生みの親でもあるチャイコフスキーの人生に重ねられたとあるキャラの動向なども是非是非楽しみながら読んでいただきたいです。
-
文鳥文庫「果実」
¥1,100
文鳥社の文鳥文庫第4弾! 「果実」 果実に因んだ名文学を綺麗な果実の絵と共に。 薄くてかさばらない、かつお洒落というデザインが新しい新刊です。 今回は果実がテーマで日本の誇る文豪達の作品を空いた時間でサッと読めてしまいます。 純文学と言われたらなんだか気負っちゃうって方も、1話完結なら安心の読み心地! 5冊セット箱付き1100円。 コンパクトでデザイン性が優れていますのでちょっとしたプレゼントにも喜ばれますよ! 「蜜柑」芥川龍之介 「一房の葡萄」有島武郎 「黄いろのトマト」宮沢賢治 「ざくろ」川端康成 「檸檬」梶井基次郎 サイズ各108mm ×152mm
-
NEUTRAL COLORS 4
¥2,970
SOLD OUT
NEUTRAL COLORS 4 毎号リソグラフとオフセット印刷を用いて、大量生産では作り得ない、紙の媒体ならではの価値を持たせた雑誌を送り出すNEUTRAL COLORSの最新号。 今回は仕事! 加藤氏自ら己の仕事についてあらためて考え、このまま雑誌を仕事に続けて行けるのか?その問いの先を見据えるために飛び込み営業をかけるのはヨーロッパの本屋市場。 はたしてどうなるのか…もう、ページをめくらずにはおれない文と美しく味わいのある写真やデザイン達。 様々な人の仕事に関する記事が詰まっています。 ペーパーレスになりつつある時代において、紙の本であるからこその価値が間違いなく付くであろう良本!
-
日本の小屋
¥1,980
SOLD OUT
フォトグラファーの遠藤宏さんが日本全国をまわって撮り集めた小屋の写真集ZINEです。 小屋の魅力は「自由と実直さである」と遠藤氐は語ります。 私たちの暮らしの風景にあって、いつもは意識をしないで見過ごしてしまうことの多い素朴な小屋たちをじっくりと眺めるとその小屋の役割や、建てられてから過ごした年月、地域ごとの特徴など色々なことが見えてくる素敵なZINEです。
-
切手デザイナーの仕事
¥1,980
SOLD OUT
新刊 | グラフィック社 | 2022年 | 封筒や葉書にさりげなく貼り付けられるあの切手には、私たちが知りもしなかった「切手」になるまで数々のプロセスがあることを知っていますか? 国内の専属切手デザイナーは現在8名。彼らが如何にして切手を生み出す仕事に就いたのか、また普段どのように切手をデザインしているのか?などなど、意外と知られていない切手の裏側を知ることができる本入荷しました!
-
文鳥文庫 第二弾
¥1,320
文鳥文庫はじゃばらに折り畳まれた一枚の紙の中に1羽ならぬ1話完結のお話が書かれた小さな本です。手のひらに文学を、このコンセプトに沿って選ばれた文学作品たちが8作品入ったセットになっております。第二弾のテーマは「ふたり」。 手帳に挟んで持ち歩いたり、誰かへの贈り物にも素敵です。 【収録作品】 009 「刺青」谷崎潤一郎 010 「雪もち」幸田文 011 「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」村上春樹 012 「雨のなかの噴水」三島由紀夫 013 「初恋」尾崎翠 014 「メリイクリスマス」太宰治 015 「賢者の贈り物」オー・ヘンリー 柴田元幸=訳 016 「バッタと鈴虫」川端康成
-
Peek-a-Boo
¥2,750
フェイクファーで作るフワフワ動物の巻きぐるみやパペットを製作されているオオカミゴッコさんの初の絵本。0歳の赤ちゃんから楽しめるように、素材と形にもこだわっています。 いないいないばあ!を意味するPeek-a-Booで色々なパペットが登場!!お祝い用のプレゼントとしても素敵な初めて絵本です。
-
八画文化会館Vol.3 廃墟の秘密
¥1,571
必要とされず、打ち捨てられて廃墟になってしまった建物に、なぜにこんなにも惹き付けられてしまうのだろうか? 廃墟と終末物件がお好きな方に店主が全身全霊でオススメしたいのがこちらのマガジンです。 世間の廃墟や珍スポット、終末物件や終末観光(週末観光ではございません)などを特集している八画文化会館のVOL.3の特集は「廃墟の秘密。」です。 巻末にある47都道府県の全く役にたたないけど、それなりに面白い情報を載せた「ローカル三行はみだし情報」にも是非、目を通して頂きたいです。 本当に、全然役に立ちそうもない情報が楽しめます。
-
ゲタバキ団地観覧会
¥1,100
SOLD OUT
商店通りを見上げてみれば、ゲタバキ団地が見下ろしている。 昭和30年代、高度経済に湧いた勝手の2本で都市部の人口増と利便の面から多く建造された下層階が店舗、上層階に住宅アパート。この形を下駄履き住宅と呼び、公営団地がはいったものはゲタバキ団地と呼ばれます。 少しずつ建て替えられつつある昭和の構造物達を愛してやまないけんちん氏と八画文化会館による至極の1冊。この先、消して増えることのないであろうゲタバキ団地を記録した写真集ともいえるのではないでしょうか。
-
秋
¥1,760
かこさとし | 講談社 |2021年 だるまちゃんシリーズでおなじみ、かこさとし氏の未発表となっていた紙芝居が30数年の歳月を経て絵本として発行されました。 クレヨンと水彩で描かれる秋。 自身の戦争体験をもとに作られた絵本からはかこさとし氏の戦争への怒りが強く綴られています。 小学校高学年のお子様、そして大人の方にこそ読んでもらいたい絵本です。
-
鳥肉以上、鳥学未満
¥1,650
川上 和人 新刊 | 岩波書店 | ¥1,650 鳥類の体の構造について、分かりやすく且つ愉快に語ってくれるのでどんどんと読み進めていけます。 ただ「チキン」として食べるだけではなく、鳥の体の構造への思いを馳せながら食べると今度からモスチキンへの見方が少し変わるかもしれません。 鳥に興味がなくても十二分に笑い、楽しめる内容となっております。
-
412 APARTMENT LIVE AN EXCITING VOL.1
¥1,650
Megumi Yamamoto 新刊ZINE|Yamamoto-designoffice |¥1,650 |2021年 作者である山本氏本人が暮らす412号室をテーマに作られたZINE。 どのページもとってもスタイリッシュです。 海外のコラージュ作品のような印象を持ちますが、アパートの見取り図や、お気に入りの小物たち、そしてメダカのことなど山本氏の視点から見える世界観を共有することができるそんな素敵なZINEをivory booksの店頭でも置かせていただけることになりました。 何度も読み返したくなる本でして、冊子を構成している紙にもこだわりを感じられます。 一冊一冊、紙を重ね手作りで綴られた本はお気に入りのページを切り取って壁に貼ることもできるんです。まさにアイデアとセンスが本という形に結晶化したような一冊。
-
ヒルは木から落ちてこない
¥1,430
SOLD OUT
/ 樋口大良 子どもヤマビル研究会 著 新刊|山と渓谷社|¥1,430 |2021年 ヤマビルは木から獲物目掛けて落ちてくる… まことしやかに信じられてきた話が実は、とある小説によるものだった。本当にヤマビルは落ちてくるのか?それを体を張って実証したのが、この本の著者である樋口氏と子どもヤマビル研究会の小学生たち。 好奇心と探究心でヒルを体を張って採集し、自らの血を吸わせて飼育しながら観察と実験を繰り返してタイトルにもなったヤマビルが木から落ちてきて獲物にくっつくのかを実証実験した記録です。子供達の生き生きとした発想や、やり取りを読んでいるとワクワクしてきます。
-
美味しいにきまってる
¥1,320
SOLD OUT
著者/おりえ 新刊|KADOKAWA|¥1,320 |2021年 その料理を口に入れるまでもなく、目で見た第一印象、そして食材を見た瞬間自然と口をつく言葉「こんなん、おいしいにきまってるやん。」 ページをめくるたびどんどん出てくる、一目瞭然で美味しい料理達。 材料は近くのスーパーで揃うものばかり。 料理の写真ばかりでなく、手書きのかわいらしいイラストで紹介される、おりえ氏オススメの調味料や愛用道具、お店などがまた良い味を出してくれます。 あなたも、この本を読んでいたら、必ずどこかのページで独りごちるはず。 「美味しいにきまってる」って。
-
きらきら鉱物菓子の作り方
¥1,450
SOLD OUT
「きらきら鉱物菓子の作り方」/ ハラペコラボ 新刊|KADOKAWA|¥1,450 |2021年 琥珀糖が作り出す幻想的な世界を自分で作って、思う存分目で楽しんだら次はお口の中で楽しむ2度美味しいスイーツレシピ本のご紹介です。 ルビーはイチゴ味、エメラルドはマスカット味、水晶はきっと薄荷味だったらどうしよう…そんな子供時代の想像ごっこを現実のものにできそうな、眺めるだけでわくわくするお菓子の本です。 実店舗でも同時に販売しておりますのでご購入のタイミングによっては品切れとなる場合もございます。ご了承下さい。
-
キリン解剖記
¥1,200
郡司芽久 新刊|ナツメ社|¥1,320 |2019年 解体と解剖の違いは? 解剖とは動物の体のしくみや構造、病変や死因などを調べる際にもちいられる言葉だそうです。 物心つく前からキリンに惹かれていた郡司さんは大学進学時に自分がキリン好きであったことを再認識、キリン研究への道を歩みはじめます。 こんなにキリン尽くしの本を未だかつてみたことがありませんが、ここまでキリンという生き物のみに的を絞ってわかりやすく解説してくれている本はないのでは? 解剖というととても生々しく血生臭そうなイメージを持ってしまいがちですが、実際に切り開き構造を知るという行為はただ本や写真で学ぶ何倍も貴重な情報が得られる学術的にも大切な機会であると改めて感じました。
-
ミセス・クロウコムに学ぶ ヴィクトリア朝クッキング〜男爵家料理人のレシピ帳
¥3,520
アニー・グレイ、アンドリュー・ハン |村上リコ・訳 新刊|株式会社ホビー・ジャパン|¥3,520 |2021年 今から140年前にイギリスに実在した男爵家料理人 エイヴィス・クロウコムの当時のレシピ帳を使ったヴィクトリア朝時代の料理たちをクロウコムに扮して実際に料理を再現するYoutube動画が書籍化されました。 ヴィクトリア朝のレシピといわれてもぱっと浮かんでこないかもしれませんが、野菜をよく煮込んだスープやパイ、肉・魚料理や甘いお菓子まで当時からとてもバラエティに富んだメニューが上流階級の食卓に並んでいたことがわかります。 レシピ以外にも当時の人々の暮らしについての紹介もたくさん掲載されていますのでかなり読み応えがあります。 ソフトカバーの本ですが3センチ以上の厚みがある大型本です。
-
うきわねこ
¥1,540
ぶん・蜂飼 耳 え・牧野 千穂 新刊 |ブロンズ新社 |2011年 えびお少年のお誕生日におじいちゃんから届いた小包の中身は浮き輪とお手紙。 おじいちゃんの言う通り、えびお少年は満月の夜に浮き輪をふくらませます。 ふわふわとした猫の毛並みや表情が猫好きに限らず、胸をキュンとさせます。 人間を猫に見立てた絵本なのかなと思いきや、バリバリ大きな魚を食べるシーンには「あ、やっぱ猫なのね笑」と思いました。優しくて不思議な夜のお話はいかがでしょう?
-
Shirahama Post-Resort Guide
¥1,100
SOLD OUT
これはただの旅ガイドじゃありません。 「Shirahama Post-Resort Guide」/著・堀口徹、松岡聡、松本明、平原英樹ほか 発行 | 地域デザインスタジオ 日本でも有数の海水浴場と温泉を併せ持つ和歌山県西牟婁郡白浜町のフィールドワークを通して作成したガイドブックである。 7つのリゾート・マップと、7つのポストリゾート・マップによって構成され、「未来のリゾートとは何か」を問うもう一つの白浜ガイド。』(本書紹介より) これは未来の白浜町の可能性を教えてくれるガイドマップ。 古くから温泉地として栄えてきた白浜町。今も近畿のリゾート地として一年を通し観光で訪れる人々によって町の経済は支えられていますが、ホテルや景勝地へのスポットが当てられる反面、ひっそりと風化していくばかりの歴史を刻んだ建物や風景があるのも事実です。 住人である私たちにとっては、生活の中の一風景でしかない路地や坂の多い街並みも、懐かしくて新しい魅力を生み出す観光スポットになりうる可能性についてのアイデアがイラストやスケッチを交えて紹介されています。 白浜町に点在する山を「島」として捉えるという発想に個人的にワクワクしました。 これは未来の白浜の可能性を記したガイドマップです。 表紙が青と白がございます。内容につきましてはどちらも同じとなっております。
-
お菓子の箱だけで作る空箱工作
¥1,320
SOLD OUT
新刊 | ワニブックス | ¥1,320 夏休みの自由工作にも使えそうな本入りました! お馴染みのお菓子の空箱が、どうしてこうなるんでしょうか?空箱職人・はるきる氏、Twitterで数多くの作品を発表されてきました。それらの作品集&実際作れる型紙や作り方の解説も掲載されています。
-
海獣学者、クジラを解剖する。〜海の哺乳類の死体が教えてくれること〜
¥1,870
SOLD OUT
著・田島木綿子 新刊 | ¥1,870| 山と渓谷社| 2021年 博物館業務に携わるかたわら、クジラの死体が海岸で打ち上がれば調査に向かう。 かつて陸を捨て海にその活動を移した海獣類の謎を追求する田島さんの研究と日々の仕事について語られている科学エッセイです。 博物館に展示される標本類を作っているのは博物館で働いている職員の方達だという事実を、恥ずかしながら本書で知りました。 その工程も詳しく、わかりやすく説明してくださっています。私達の日常であまり出会うことのないクジラの死体。その死体が教えてくれる情報とは…? これを読んでから博物館に行くと、標本一つ一つへの見方も変わってきますね。